12歳の自分からの手紙

先日、家の郵便受けに一通の手紙がとどいていました。

To.20歳の○○へ

○○とは私の本名で、その手紙は小学校を卒業するときにつくったタイムカプセルにいれたものでした。同窓会にて空ける旨を電話をもらっていたのですが、試験期間中で忙しかったこと、それに加え9年も顔を合わしていない人たちと会うのが億劫であったことより欠席。私の分うすっぺらい手紙だから悪いけど適当に処理してくださいと、幹事の子には頼んでおきました。

それが、なんでか、我が家の郵便受けに。家族から「アンティークがきた」といわれ渡されたときには、リアルでちょwwwwwwって反応してしまいましたとも。

で、肝心の中身。以下原文まま。

20歳の私へ
12歳のときには、ぐうたらやめんどくさがりなどのくせはなおりませんでした。
20歳は・・・どうなったでしょう?
頑張って大学生になったか?しょーどー買いはするんじゃないぞ!*1

12歳が読んでも馬鹿だと思う文。20歳で読んでもきっと馬鹿だと思うでしょう。

H12.3.16

支離滅裂すぐる。馬鹿だ。てか短いな。

とりあえず大学生にはなりました。面倒くさがりでぐうたらなのは相変わらずですが、衝動買いはあまりしませんし、衝動という漢字もきちんとかけるようになりました。12歳のときに思い描いていた20歳にはなれず、てかもう21になってるんだけど、それでも毎日は楽しいです。

小さいときのことは少しずつ不鮮明になり、小学校のことなんてあまり覚えていないけれど、みんながサッカーボールとか人形とか「自分の大切な物」をタイムカプセルにいれていく中、なにをいれていいか分からず困ったことはなぜか覚えています。あまり良い終わり方をしなかった小学校生活。次第に疎遠になった地元の友達。「次は参加しろよ」と手紙についていた付箋の一言で、小学校って自分が思っていたよりずっと良かったところだったのかなあと思いました。

*1:何故かここだけため口